Nさんのノートパソコン修理

症状 Nさんからパソコンの電源を入れると途中で固まってしまい起動しないとモバイルへMailが届きました
診断は
ハードディスク内のWindowsファイル損傷が疑われましたので、ハードディスク診断のためCドライブのチェックディスクをしましたが途中89%で全く進まなくなったのですが24時間放置してみました。 ですがやっぱり89%のままで止まっていました。
ハードディスク内に不良クラスターが有る疑いが濃厚なため、診断ソフトで診断してみた結果、BADクラスターが発見されました。完全に死亡しているクラスターでした。不良クラスター周辺は読込速度も通常は30MBは出ているのですが0.1MBしか出ていません。
検査残り時間110時間と出ていますのでとても続ける事が出来ませんので、この状態で検査は中止にする事にしました。

このまま放置すると更に死亡箇所が拡大していくので、このハードディスクは使うことを止め、新品と交換することに致しました。
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ハードディスクコピーソフト(ノートンゴースト・Acronis・HD革命等色々使ってみましたが)は多数有りますが、不良クラスターのあるハードディスクの移植は苦手でうまく移行できずに途中で止まってしまう場合が殆どです。
私の愛用しているParagon Drive BackupもWindowsベースでやりますと止まってしまい移植出来ませんが、このソフトはCDからも起動出来ますのでCD起動でHDDのバックアップやHDD丸ごとコピーも不良クラスター部分を無視する事で可能です。
途中で「入出力エラーが検出されました」と表示されますが「エラーを無視」してコピーを続けるをクリックすることで無事コピー完了しました。
不良クラスタ部分に元のデータが有った場合は、このデータは無くなってしまっていますがWin7が無事起動して各種ソフトも動いていますので、まずは良しといたします。
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